妊娠中の副流煙を職場で防ぐにはマスクは効果アリ?胎児への影響は?

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妊娠中は鼻も敏感になるため、特に人の吸うタバコの煙が気になります。

お腹の赤ちゃんへの影響も心配になる女性も多いですよね。

家では旦那さまに禁煙をしてもらえば良いけれど、職場ではなかなかそうもいかないでしょう。

会社で喫煙者がいる場合、副流煙などのタバコの煙対策にマスクだけで防げるの気になるところです。

妊娠中に胎児に影響を受けないための対策やアイテムを紹介します。

妊娠中に副流煙を職場で受けるなら対策は?


たばこの副流煙とは、タバコの火が先端から立ち上る煙のことを「副流煙(ふくりゅうえん)」といいます。

対して、タバコを吸う人が直接吸い込む煙を「主流煙(しゅりゅうえん)」といいます。

先に上げた副流煙は、妊娠中の女性に限らずそばにいる人が不快に感じるのがこのたばこの「副流煙」なんですね。

実際この副流煙で気持ちが悪くなる女性もいるようです。

このように間接的にタバコの煙を吸い込むことによって起こる身体の不調を、「受動喫煙(じゅどうきつえん)」といいます。

妊娠中ってただでさえ臭いに敏感になります。

妊娠してなかった時にはそれほど気にならなかったタバコの煙や臭いがかなり気になるようになりますよね?

そんなタバコの煙対策を紹介しますね。

できるだけ煙を吸い込まないようにするためにも

・職場に相談して分煙をしてもらう。
・換気扇の傍で喫煙してもらう。
・マメに窓を開けるなどして換気を行う。

などが上げられます。

最近は、分煙化の徹底がされてきているので、もし今の時代に副流煙で困るような場合は所属長などに相談するといいでしょう。

妊娠中に副流煙はマスクやグッズで防げる?


対策の中には書いていませんでしたが、副流煙を防ぐためにマスクを付けるというのも1つの方法です。

しかし、このマスクも残念ながら完全にタバコの煙を防ぐことはできないのです。

理由は、マスクに隙間があることです。

鼻の両脇とか、マスクの横などですね。

最近は鼻の両脇の隙間に、スポンジの素材で隙間を埋めるように対策が取られているマスクもあります。

隙間が空かないような設計になっているマスクもありますが、実は、隙間が空いていなくてもタバコの煙って正面から普通に入ってしまうんです。

どういう事かと言いますと、タバコの煙はあのPM2.5よりも粒子が細かいと言われているんです。

ということは、市販のマスクの殆どは副流煙を完全にシャットアウトできないんですね。

では、マスクは何の意味もないかというとそんな事はありません。

マスクの使い方を工夫すればいいのです。

その工夫とは、以下の通りです。

・マスクを二重に付ける。

・自分の顔にあった大きさのマスクを選ぶ。

最初の「マスクを二重に付ける」は、マスクを2枚重ねて付けるという事ですね。

こうすることで、副流煙をより遮る事はできます。

2つめの「自分の顔にあった大きさのマスクを選ぶ」は、マスクを付けた時に隙間をできるだけなくすことができます。

完全シャットアウトができないにしても、まったく付けないより、マスク1枚だけより、かなり副流煙によるリスクを下げる事ができるのです。

また、マスク以外のグッズとしては身につけることができる首にかけるだけの空気清浄機を使うなども有効な方法です。

ただマスク同様、この空気清浄機も副流煙を完全シャットアウトする事はできません。

空気清浄機の説明書にも、完全に遮断できないという記述があります。

しかし、こういった自分で自分を守るアイテムを使いながら、分煙してもらうとか換気扇の傍で吸ってもらう、マメに換気を行う。

又は喫煙者の傍から離れるなどの対応が望ましいでしょう。

自分の身は自分で守りましょう!

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副流煙が妊娠中に影響を受けないために!


環境ばかりを気にするあまり、神経質になってしまうのもそもそも赤ちゃんには良くありません。

相手が家族なら「傍でタバコは吸わないで!」とか「ベランダで吸って」と言えますが、職場だとそうもいきませんよね?

ですから、一歩外へ出たらある程度は諦めるという位になることも必要かと思います。

対策は採って欲しいと思いますが、あまり神経質になるのは良くないという意味ですね。

心にゆとりを持つ事も、これから迎える出産には必要不可欠です。

まとめ

では、これまでの内容をまとめてみましょう!

・副流煙による対策は、分煙や換気扇の傍、又は外で吸って貰うなど周りの協力を得る。

・マスクを2枚重ねで使い、顔のサイズにあったマスクをして煙の侵入をより低くする。空気清浄機も有効。

・喫煙者の傍にいないようにする、マメに換気を行うなど自分でも対策を採る。

・心にゆとりを持って安心、安全に出産を迎える。

是非、参考になさって元気な赤ちゃんを産んでくださいね!

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