履歴書を書く時に、学歴や職歴を書く欄に和暦で書くか、西暦で書くか迷っている方も多いと思います。
そもそも年号とは?年号や元号、はたまた西暦と和暦など様々な言い方があってちょっと混乱してしまいますよね。
特に今年は新年号の令和が発表されました、和暦で書く場合も注意が必要ですね。
そんな方のためにそれぞれの意味や違い、履歴書での書き方など分かりやすくご説明いたします!
年号とは西暦と和暦の違いについて
年号と元号、西暦と和暦についてそれぞれの違いをご説明します。
まずは、年号とは基本的に年号と元号、2つ共に意味は同じです。
元号に関しては、昭和元年、平成元年、令和元年などのように、その時代の天皇が即位した年の始まりの事を元号と言った意味もあります。
しかし現代では、昭和元年、平成元年、令和元年も年号・元号と使われます。
そのため、明治、大正、昭和、平成、令和というその時代の名称のことを年号、元号といいます。
次に、西暦と和暦についてです。
西暦
20××年という書き方。
大まかに言うとキリストの生誕を紀元とした紀年法を用いた表し方。
和暦
昭和××年、平成××年、令和××年、という書き方。
日本の元号・年号を使用した表し方。
これはご存知の方も多いと思います。
年号は履歴書ではどのように書く?
年号は、その時代の名称であると説明しました。
では、履歴書に年号を書く場合はどのように書くのでしょうか?
一般的には、西暦で書いても和暦で書いても構いません。
特定の決まりなどはありませんので、どちらか好きな方でいいのです。
ただ、履歴書には生年月日や学歴、職歴の他に資格などの取得年月日など、年号を書く欄が複数ありますよね?
これらに年号を書く場合は、西暦なら西暦、和暦なら和暦と必ず統一して書くようにしましょう!
両方が混在していると見た目にも悪いし読みづらいですので、注意してくださいね。
履歴書というのは、自分はこういう人ですと読み手にアピールするものです。
文字を綺麗に丁寧に書く事はもちろん、こういった年号などは特に西暦と和暦はどちらかに統一しましょう。
混合していると、いい加減な印象を与えかねません。
分かりやすく読みやすく、自分なりの決まりを持って書くように心がけましょう。
もう一つ心掛けて欲しいのは、年号を和暦で書く場合、昭和とか平成、令和、と書く場合に、昭和をS、平成をH、令和をRなどと省略しないようにしましょう。
履歴書は常に、正しい名称で書く事を覚えておきましょう。
因みに、履歴書の一番初めに日付を書く場所があると思いますが、ここは皆さん、いつの日付を書くかご存知でしょうか?
履歴書を書いた日を記入すると思っている方が、殆どだと思います。
でも実はそうではありません。
いつの日付を書くかというと、履歴書をポストに投函する日、または直接面接に行く当日の日付を書くものなんです。
それが最新の情報だからですね。
できれば、ポストに投函する日、または面接に行く日に履歴書を書くというのが、最新中の最新で望ましいですよね?
本来履歴書は、働きたい会社に向けて心を込めて書くものです。
事前に複数枚を書き溜めて、面接当日の行く日に日付だけ書き足すようなことは控えましょう。
意外と相手に分かってしまう物なので、気を付けてくださいね。
年号と西暦と元号の言葉の意味と違い
年号と西暦、元号という言葉の意味と違いを、もう一度見てみましょう!
【年号】
明治、大正、昭和、平成、令和などのその時代の名称のこと。
【西暦】
20××年という書き方で、西洋の数え方です。
【元号】
歴史学では元号は、その時代の始まった年の事を元号と呼んでいましたが、現代では年号と同じ意味で使われています。
まとめ
少し難しい説明になっていたかも知れませんが、まとめると次の通りです。
・年号と元号は現在では意味は同じとして扱われています。
・簡単にいうと西暦は西洋の数え方で、和暦は日本の数え方。
・履歴書には西暦でも和暦でも書き方は自由だが、どちらかに統一させることがルールである。
・日付は履歴書を書いた日ではなく、郵送する日または面接当日の日付を書く。
・履歴書は自分の分身で、自分をアピールする物。
・昭和をS、平成をH、令和をRなど省略して書かない。
履歴書はしっかり自分をアピールして、その後の人生がより良きものになるようにしましょう!