生まれてからずっと大切に育ててきた我が子。
そんな我が子が入った初めての集団生活の場が幼稚園や保育園だったりしますよね。
それがいつの間にか気が付けばもう卒園式!
子どもの成長を喜んでいた矢先に保護者代表の謝辞を頼まれる立場になっていませんか?
謝辞と言われても用紙や封筒も何を選べば良いのかわからないし、書き方だってわからない同じ立場のママさんへ
幼稚園の卒園式で読む保護者代表の謝辞の書き方や例、用紙などについてまとめてみました。
幼稚園の保護者代表で読む謝辞の長さは何文字くらい?
初めて親元を離れて幼稚園に通い始めてから、みんなの輪の中で頑張ってきた我が子。
そんな我が子の事を振り返ると、書ききれないぐらいの感謝の気持ちや思い出がよみがえってきたりしますよね。
保護者代表の謝辞には基本的に字数制限はありません。
しかし、その場で聞いている子ども達の事を考えると、あまりダラダラと長すぎるのも良く無いですよね。
短く済ませる場合には3~4分程度を参考に、長文になる場合には幼稚園児が座って聞いていられるぐらいの時間を目安に考えて下さい。
あまりに長すぎると、子ども達がソワソワし始めて落ち着きが無くなってきますので、長くても5分程度で収めると良いですね。
字数的には1,000文字ぐらいで、ゆっくりと語りかけるような形で読み上げていくと良いかもしれません。
謝辞の書き方の文例と卒園式当日に使う用紙
保護者代表の謝辞を書く用紙は、基本的には奉書紙に書くのが正式です。
しかし、最近では市販で売られている「式辞用紙」が一般的に使われています。
もちろん幼稚園側にテンプレートなどがあればそれを使うのがベストですが、特にない場合には「式辞用紙」を使うと良いでしょう。
次に謝辞の書き方ですが、謝辞の内容は基本的な流れがありますので、その流れに沿って文章を考えていくことになります。
① 冒頭分
今から謝辞を読み上げることを伝えるあいさつ文です。
② 時候のあいさつ
卒園式を行う季節に見合った時候の挨拶を使います。
例)やわらかな春の日差しの中・・・etc.
③卒園式に出席している人たちへの感謝の気持ち
先生方や来賓の方々への感謝の気持ちを伝えます。
④ 子どもたちのエピソード
幼稚園で実際に合ったエピソードや、幼稚園の行事ごとに関する思い出などを記載します。
⑤ 園長先生を含め、先生方へのお礼
今までしっかりと子ども達のお世話をしてくれたことに対してお礼の言葉を添えます。
⑥ 今後の子ども達のこと
卒園後の子ども達への期待を込めて、幼稚園で得たものを財産に新しい世界へと羽ばたいていく希望に満ちた文章を記載します。
⑦ 締めの挨拶
⑧ 保護者代表の氏名
最後は日付と貴女の名前を記載します。
この流れに沿って謝辞を書いていくことになります。
幼稚園の卒園式で謝辞を書く用紙に決まりは?
幼稚園の卒園式で謝辞を書く用紙は、幼稚園側にテンプレート等が無い場合は最近では「式辞用紙(しきじようし)」と「多当紙(たとうし)」の2つを使うのが一般的です。
式辞用紙には文字を書いたり印刷したりします。
たとう紙はその式辞用紙を包むのに使います。
謝辞を書く時には昔は毛筆で手書きを行うのが主流でしたが、最近は書き損じなどのこともあってか、パソコンで印刷したものを使うのが主流になりつつあります。
1,000文字前後記載するわけですから、手書きだと1文字書き間違えたら全てがやり直しになってしまいますからね。
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その点、パソコンなら何度もやり直しが出来るので便利ですよね。
まとめ
いかがでしたか?
初めての卒園式で初めての保護者代表の謝辞。初めてだらけで緊張も戸惑いもあるかもしれませんが、とても光栄なことでもあります。
今まで普通に見過ごしてきた祝辞や謝辞などは、いざ自分がやらなければならないとなれば、本当に難しく感じてしまうものですよね。
でも、愛おしい我が子のためにもほど良い緊張感を楽しみながら頑張ってみてはいかがでしょうか?