雪まつりと言えば、北海道札幌市で毎年行われるさっぽろ雪まつりが全国的に有名で、大小様々な雪像が立ち並び、日本全国や海外から200万人もの観光客が訪れます。
でも、その札幌市の人口と比較すると約200分の1で1万人に満たない小さな町、新潟県の津南町の雪まつりをご存知でしょうか?
津南雪まつりは、40年以上も前から開催されている新潟県を代表する雪まつりの一つです。
その津南雪まつりの見どころやイベント情報、幻想的なラプンツェルランタンの詳細をご紹介します。
雪まつり新潟津南の見どころと詳細
新潟県の津南町は、日本でも有数の豪雪地帯です。
津南雪まつりは、その豪雪と闘ってきた人々が、雪と共存・利雪し苦労から楽しみへと変えようとした知恵から誕生しました。
雪まつりは毎年3月10日前後に開催されます。
2019年は、3月9日(土)に本祭が決定しました。
会場はニュー・グリーンーピア津南と大割野特設会場で、前夜祭と本祭で二日間行われます。
ニュー・グリーンピア会場では、国内最大規模のスノーボードストレートジャンプ大会(SNOW WAVE)が行われます。
他には伝統的などうろく神焼きや天狗などの伝統イベントもあり、雪国の文化を披露。
大割野特設会場では露店が立ち並び、ゲストによるステージイベントや親子で遊べる催し物もあり、会場全体が賑やかなお祭りになります。
そして、夜になると、つなん雪まつり最大のイベント「スカイランタン」が約2000基打ち上げられます。
新潟津南の雪まつりはランタンが空を舞う
スカイランタンは、竹と紙袋で作られた筒状の形状をしており、飛ばすときはランタンの底に火を点けます。
すると炎の熱気によって、風船のように空へ舞い上がっていきます。
そのスカイランタンは、震災復興の意味を込めて2012年から始まり、家族や友人、恋人同士などが無病息災を祈って打ち上げるものです。
3月9日(土)の本祭で打ち上げられるスカイランタン、その数およそ2,000個!
3月8日(金)の前夜祭でも、およそ1000基のスカイランタンが打ち上げられます。
その風景はとても幻想的で、ゆらゆらとしたランタンが夜の大空を覆いつくし、舞う姿は心を癒やすでしょう。
ただし、スカイランタンは誰でも打ち上げられるものではなく、事前に予約券の購入が必要です。
2019年のスカイランタン引換券
スカイランタン引換券(駐車場付)
3月9日スカイランタン引換券
ニュー・グリーンピア津南ホテル前駐車場利用券付:11,500円
3月9日スカイランタン引換券
町内臨時駐車場利用券付:6,500円
3月8日前夜祭スカイランタン引換券
ニュー・グリーンピア会場駐車場利用券付:3,000円です。
ランタン打ち上げをするには、必ずチケットが必要になりますが、事前予約となっており、その販売時期は前年11月上旬から12月上旬です。
もう受付が終わってた・・・。
せめて観覧だけでもという方は、ランタンは打ち上げることは出来ませんが、鑑賞することはできますよ。
ただ、車で行かれる場合はランタン打ち上げ予約チケットは必要ありませんが、駐車場のチケットが必要になります。
津南町内には、残念ながら予約のいらないコインパーキングなどの施設は一切ありません。
町内駐車場はすべて上記の「町内臨時駐車場利用権付きチケット」が必要(予約制)です。
また、誰かの車で送迎のみしてもらおうと思っても残念ながら、ニュー・グリーンピア津南会場へ車の乗り入れはできません。
自力でチケットも行くことも出来ないけど見てみたい!
という方は旅行会社から「つなん雪まつりスカイランタンバスツアー」がまだ残っているようですのでご確認くださいね。
新潟津南の雪まつりはラプンツェルのワンシーン
ディズニーアニメのラプンツェルのワンシーンに、スカイランタンが空を舞う場面がありました。
その優雅でファンタジーな表現に、多くの方が感動したと思います。
そのシーンをそのまま再現したような津南のスカイランタンにも、多くの方が魅せられるようです。
また自分で上げたスカイランタンがどこまで行くかと見上げる喜びは、なかなか体験できないものでしょう。
さらに詳しい情報やチケット販売は、【つなん雪まつり~SNOWWAVEとスカイランタンの感動と幻想の雪まつり】のオフィシャルサイトでご確認ください。
まとめ
伝統と文化と幻想的なシーンが、見事にマッチしているのが津南の雪まつりです。
雪国の夜空を明るく照らすスカイランタン!あなたも、祈りを込めて思い出づくりをしてみませんか。