昔は、ひな祭りの時期になると七段飾りのひな壇が和室の部屋に飾られていました。
私も子供の頃、おばあちゃんの家に行くと、広い和室に七段飾りの雛人形が飾られていて、それを見に行くのが楽しみでした。
しかし核家族化が進んだ現代では、アパートやマンション住まいの家庭も増え、七段ほどの大きいひな壇は飾れなくなりました。
でも、女の子がいる家庭はやはり桃の節句には雛人形を飾ってあげたいですよね?
でも、和室はあるけど狭い!なんとか置けるスペースを作るか、そのスペースに合った雛人形を購入するなどの工夫が必要になってきます。
狭いスペースでも雛人形を飾れる方法や、テーブルなどを使っておしゃれにスペースを作る方法をご紹介していきます!
雛人形を飾る場所が狭い時でもうまくアレンジできる方法
狭くても場所はあるという場合には、なんとかそこをうまくアレンジしたいですよね?
そもそも雛人形は、女の子に振り掛かる厄災をお雛様が身代わりになって受けてくださるという物です。
お雛様だけじゃなくてお内裏様も身代わりになってくれます。
という事は、お内裏様とお雛様だけ飾ればいいかなと思いますよね?
お内裏様とお雛様だけ飾るなら、スペースが狭くても飾れそうですよね?
この場合、雛人形のお店でもお内裏様とお雛様だけケースに入ったコンパクトな雛人形も売られています。
これを、「親王飾り=平飾り」といいます。
でもこれ、お店で見た時はコンパクトで「これなら飾れそう」と思って購入しても、いざ届いてみると「意外とケースが大きかった」とか、
「人形もお店で見たより大きい感じ」など、イメージと違う場合もあるようです。
もっとコンパクトにという事であれば、雛人形を単品で購入するというのも方法です。
雛人形を単品で購入できる寿鳳人形の東芸ショップサイトがあります。
雛人形 内裏雛の単品販売お問い合わせフォームもありますので、購入前にいろいろ聞いてみるといいですね。
ここでは、金屏風や赤い敷物(毛氈=もうせん)などすべてが単品で販売されています。
雛人形だけじゃなくて、鯉のぼりや五月人形、羽子板など日本の古くから伝わる行事に使われる人形や、道具などが全て単品で販売されているんです。
金屏風は一番安いので、¥9,600、毛氈は内裏雛だけの親王飾りなら平飾り用で¥1,250。
内裏雛は、¥48,000となっています。
これ3つ購入すると¥58,850。
親王飾りの相場は4万~20万で、トントンです。
ですが、単品購入なら金屏風だけ、毛氈だけ、内裏雛だけと選べるので、その点ではお得ですよね?
私なら、雛人形だけ買って金屏風や毛氈は付けないですね。
ひな祭りの雰囲気を出したかったら、毛氈代わりに何か赤い布を買ってきましょう。
金屏風なら手作りで折り紙の金の紙を何枚か段ボールに張り付けてマスキングテープで縁取りして、即席金屏風を作ります。
そうやって子供と一緒に作るっていうのも楽しくないですか?
逆に、毛氈だけ買って手作り金屏風と、ついでに雛人形も子供と一緒に作っちゃうとか?
幼稚園とかで作ってくる雛人形を、そのまま使っても楽しい気がしますね。
でもやっぱりちゃんとしたお雛様を飾ってあげたいという場合でも、単品のお雛様だけなら、狭い場所でも開いてるスペースを見つけられそうですよね。
ケース入りとか平飾りは幅が決まってますが、雛人形だけならスペースに合わせて、お内裏様とお雛様の距離を調節できます。
雛人形を飾る場所は和室がふさわしい?
さて、雛人形を飾る場所はやっぱり和室がふさわしいでしょうか?
古くから伝わる風習ですので、どうしてもイメージは和室ですよね?
しかし、現代ではあまり和室に拘る必要はないのかな?とも思います。
一戸建てやアパート、マンションにしても、お部屋の作りが昔と違って和室もあるけど、フローリングの床の間が多いです。
うちもアパートですが、畳の和室よりフローリングの洋間の方が広いです。
畳の部屋は、お部屋の一部分だけとしてる間取りが多いですよね?
日本の家も、欧米化してるのでしょう。
このような環境だと、畳に拘ると余計スペースが狭くなるというもの。
だったら和室に関係なく床の間のリビングでも玄関でもおしゃれに飾れば、場所なんて問題ない!って思うのは私だけでしょうか?
雛人形を飾るのにテーブルを雛壇代わりアレンジする方法
雛人形のひな壇代わりにテーブルを使うのも、一つの方法ですね。
我が家では、雛人形を飾る時に何か代用するとすれば、今は電話機とメモ用紙と卓上カレンダー置きに使ってる長方形のガラスのテーブルがあるので、それをひな壇代わりにしますかね。
そんな風に、家にあるテーブルを使う方法はとても良い方法ですよ。
テーブルの形も、長方形や正方形、丸テーブルを使うのもいいですね。
親王飾りだけなら、小さい丸テーブルでもお部屋の隅に寄せて飾れば、邪魔にならないと思います。
四角いテーブルの方が、お部屋の隅にはピッタリはまるのでいいですけどね。
丸テーブルでも使い方によっては、ちょっとおしゃれな感じにななると思うのですがいかがでしょう。
丸テーブルの上に、赤い布を被せてすっぽり丸テーブルが隠れる位の大きさの布をかぶせてその上に、お内裏様とお雛様を飾ります。
金屏風やぼんぼりがあると、ひな祭りっぽくなりますが、それらがない場合は、一輪挿しに梅の花を挿してお内裏様とお雛様の後ろに飾ってみたりしても雰囲気がでてきますよ。
まとめ
お宅の間取りやスペースに合った雛人形を購入するなどの工夫をして、狭いスペースでテーブルなどを利用しましょう。
おしゃれにスペースを作る方法でひな祭りを迎えてくださいね。