春が旬のたけのこ。
旬のものをせっかく美味しくいただこうと思って、たけのこのあく抜きに重曹を使ったら茶色になってしまった!
もしかしたら失敗したのかとビックリしますよね?
重曹も種類と特徴を知れば大丈夫、すぐにでも解決しますよ。
もちろん、あく抜きに失敗して茶色になっても、諦めないでください。
たけのこのあく抜きの仕方や、茶色くなった場合のちゃんとやり直す方法を紹介します。
たけのこあく抜きは重曹だと茶色くなる?
たけのこをあく抜きしたい時は、鍋に水と重曹はたっぷり入れて落とし蓋をして火に掛けて、茹でたらあくが取れると思っていたのに茶色くなってしまっている。
そんな時は、そうだ重曹をちょっと多くしよう!なんてことをかんがえていませんか?
重曹が足りないのかと思って足したらダメですよ。
実は、茶色くなる大きな原因は、重曹が多すぎることと、あく抜きの時間が短いことです。
あく抜きをする時は、鍋に1リットルの水に対して重曹は、わずか小さじ1ぐらいが適量です。
あく抜きを完璧にするには、重曹を多めに入れようとしまいがちですが、これこそが、たけのこが茶色になる大きな原因となります。
茹でる時間は30分くらいが目安となっています。
たけのこのあく抜きは重曹でも掃除用はだめ?
たけのこのあく抜きに重曹は注目のアイテムになっています。
重曹にも種類があって、薬品用、食用に工業用というものがあり、価格にも幾分差があります。
その差があるのはどうしてでしょうか?それには、理由があります。
ここでは、3種類の重曹の違いを考えてみましょう。
①薬品用
3種類の重曹の中ではきめ細かく純度が高く、金額は掃除用と食用と比べたら値段は高いアイテムです。
主に医療現場や、胃薬などの薬用として使われています。
②食用
薬品よりも純度は少し低くなります。重曹の粒も薬品用よりも少し粗くなっています。
食用の重曹は一般的にタンサンと呼ばれており、あく抜きをはじめ下ごしらえに使われます。
お菓子作りする人は、ベーキングパウダーの代用のアイテムです。
③工業用
3種類の中では、キメが粗く値段も3種類の中では低く100円ショップで主に売られています。
製造工程の管理がゆるくなっていますので、不純物が含んでいるのか検査を行っているのか保証されません。
重曹の中であく抜きする時に、どれがいいのかを考えると、やはり口に入れるものですので価格よりも、安全面を第一に考えましょう。
掃除用と食用の重曹は性質は同じですが、口に入れるものですから食用を必ず使ってくださいね!
たけのこのあく抜きを失敗したら?
たけのこのあく抜きを失敗してしまい、どうしようと思ったことはありませんか?
ここでは、その対処法について考えていきたいと思います。
ちゃんとあく抜きをしたつもりなのに、まだあくが残っていると思って捨てようとしたらダメです。
そんな時にはやり直すことができるんですよ。
ここでは、やり直す方法を説明したいと思います。
あく(エグミ)が残っている時の大きな原因は、あく抜きの時間が短いことと考えられます。
たけのこを茹でた後に、すぐに鍋のお湯を捨て調理をしようというのが多いんですよね。
この時ばかりは、茹で汁が冷めるまでは他の材料を切ったり、お皿の用意をしたりして、鍋の中のたけのこを一時期忘れておきましょう。
そうすれば、きれいに、たけのこのあくがぬけていくんですよね。
あくが元々つよいたけのこであくが残っていた時には、水にさらしておく。
これは時間にして一日ぐらいです。(この時は朝昼晩は放置せずに水を替えること)
それから、今話題の、大根おろしの汁と同じ量の水、塩小さじ1を混ぜてたけのこをつけておく。
1~2時間放置して置いたらあくが抜けます。
それから、もう一回あく抜きをしてみる。これなら確実です。
もちろん、あく抜きが終わってもそのまま鍋を放置して冷えるのを待つ!!
これで、どんなつよいあくでも完璧にあくは抜けます!!
まとめ
たけのこのあく抜きは適量と時間を守れば誰でもできます!
竹の子のあく抜きに重曹をやっても失敗ばかりでイヤになってしまうのですが、これさえ守ればOK!
誰でもカンタンにあく抜きができます。
竹の子の美味しい季節になったら早春の豊かな風味を味わってくださいね。