冬になるとインフルエンザや風邪が流行り、うつってしまった時は咳や頭痛で大変です。
予防策として、人ごみが多いところなどではマスクを使用することが推奨されています。
また通勤や外出した時には、欠かさずマスクを使用するという方も、多くなってきました。
ところが、マスクを使用する方が多くなるにつれ、頭痛や吐き気を訴える方が増えてきたといいます。
その理由は一体何でしょうか?その原因と対策について、まとめたものをご紹介します。
マスクで痛い耳は頭痛のもと?
風邪やインフルエンザになった訳ではないのに、マスクをすると何故か頭痛がするという場合、マスクのゴムひもで耳が痛いと感じていませんか。
長時間マスクをしていることや、小さいことでゴムが耳を引っ張る形で刺激され、痒みや痛みがでる症状です。
耳には平衡感覚を保つ器官が多くあります。
そのため、耳の痛みの影響でその器官の機能の乱れや耳の筋肉の緊張により、頭痛やめまいが起きることもあります。
マスクで頭痛や吐き気がおこる理由
マスクで頭痛や吐き気が起こる主な理由には、次のものがあります。
・長時間マスクをしている・・・マスクにも通気性はあり、通常の呼吸をしていれば問題はありません。
しかし、いつの間にか呼吸が小さくなり、心理的に口や鼻が塞がっていることが気になり、息苦しさを感じることがあります。
呼吸が少なくなることで、頭に酸素があまりいっていない可能性もあり、頭痛につながります。
・マスクの大きさ・・・大きさやゴムひもが、自分の顔に合わない場合に耳が痛くなったり、頭痛が起きたりすることがあります。
・耳の痛み・・・耳の痛みや筋肉の緊張で、ひどい時は肩こりまで起き、頭痛まで伴います。
・マスクの機能が合わない・・・UVカットや保湿効果、香り付きなどの機能の成分が体質に合わない可能性があります。
・マスクの素材・・・マスクの不織布が、改質に合わない。アレルギーなど。
・マスクの雑菌・・・マスクを何回も使用することで、雑菌が付着して肌荒れや耳が被れる。
マスクで頭痛がおきる原因と対策は?
・長時間のマスク着用・・・長時間の着用は避け、室内なら換気を行い、人がいない場所ではマスクをはずします。
また、定期的にマスクをはずして深呼吸をしましょう。
・マスクの大きさ・・・小さいマスクを使用するのは避け、自分の顔の大きさに合わせたマスクを使用します。
また立体型マスクの使用を試してみるのも良いでしょう。
・耳の痛み・・・細いゴムのマスクは避けます。
幅のあるゴム製や布状のひもタイプを使用してみましょう。
・マスクの機能・・・機能付きのマスクの使用をやめてみる。
無添加のものを使用してみます。
・マスクの素材・・・ガーゼタイプのマスクに替えて使用してみます。
・マスクの雑菌・・・同じマスクを何回も使用しないで、使い捨てマスクは1日で捨てる。
ガーゼタイプなら毎日洗濯して常に清潔を保ちます。
まとめ
マスクは、インフルエンザや風邪対策の他にも耐寒にも効果があると言われています。
しかし、長時間使用していると思わぬ障害も出てくる方もいます。
必要以外では、なるべくはずすようにして、有効的に使用しましょう。