受験生のなかには、朝の方がすっきり頭に入るという朝型。
明るい昼間が良い昼型、暗くて回りが静かな夜の方が集中できるという夜型の3パターンのタイプがいると言われます。
中にはむやみに長時間勉強しているガリ勉型もいるようですが、メリハリのある計画を立てて、勉強を行った方がより能率、効率的に良いと言われています。
その中で、夜の勉強は眠たくて集中できないという受験生が多くいますが、何故夜の勉強は眠くなるのでしょう。
その原因に迫ります。
受験生が夜眠い時に役立つことは?
人間は寝ないまま、ずっと起きていることは難しいと思います。
よく勉強や仕事、遊びなどで徹夜することはあっても、次の日の気分はどうでしょうか。
ほとんどの方は、ボーっとして眠くて仕方がないでしょう。
これは人間の体は、起きている時間に使った頭脳や肉体を休ませ体調を整えるためには、必ず睡眠をとらなければならないようになっているからです。
頭をフル回転させるために十分な睡眠をとり、起きてから効率よく勉強するための準備として、寝てしまいましょう。
眠たい状態で勉強を進めても、頭に入らず効率も悪く無駄に時間が経ってしまう可能性が高いでしょう。
それでも夜に勉強をしたい時は、日中のうちに昼寝をし、夜に備えましょう。
眠い中勉強に集中する方法は?
まず日中に勉強やスポーツ、遊びをすると、夜眠たくなるのは当たり前です。
無理して深夜まで勉強することをやめるか、短時間の睡眠を取って疲労回復しましょう。
また、昼食を摂った後の1時~2時前後は、誰でも眠たいものです。
そういう時は無理は避け適当に休憩をとり、眠気が無くなってから勉強に集中します。
その他に勉強に最も集中できる方法を、一部ですがご紹介します。
ちょっと休憩をとるだけで、能率が上がる場合が多いと言われます。
例えば数学をした後は、英語や国語をするなど、メリハリをつけることです。
勉強に集中できない理由にストレスや貧血が?
勉強に集中できない理由には、一部ですが次のようなものがあります。
①ストレス
勉強が上手くいかない、頭に入らない、不安になり焦ることでストレスが溜まる。
②貧血
鉄分不足で気が付かないうちに貧血になっており、だるさや頭痛などがする。
③疲労
身体の疲労、特に脳が疲労していると思考がにぶくなり、集中できない。
④机の上が散らかっている
注意力が散漫になって、落ち着かない。
⑤何から手を付けて良いかわからない
頭が混乱して、パニックになっている。
解決する方法を試しましょう。
②鉄分不足で酸欠状態になっているかもしれません。
レバー、肉、魚、豆類、海藻、卵など鉄分の多い食材をバランス良く摂るように食生活を改善します。
③疲労を回復するには、睡眠をとりリフレッシュしましょう。
④机の上を片付けて、必要なものだけを机の上に置きましょう。
⑤「緊急で重要・緊急でないが重要・緊急だが重要でない・緊急でも重要でもない」に優先順位を明確にして重要なものを優先します。
まとめ
勉強時間は、長ければ良いものではありません。
効率的に能率をあげるには、集中することが必要ですが、その時間帯は、個人によって違うものです。
受験生の集中できる時間帯を見極め、受験対策を進めましょう。