年も暮れに押し迫ってくると、来年の初詣にとテレビでもCMが流れ出しますが、そのCMでよく目にするお寺さんの一つに、「川崎大師」があります。
「厄除けのお大師さま」と崇められ、毎年全国から多くの参拝者が訪れる有名なところです。
この川崎大師、正式には「金剛山金乗院平間寺」(こんごうさんきんじょういんへいけんじ)という名称です。
新たな年に本厄になる人、または病気やケガ、事故などで災難が多かったなどで厄払いに行きたいという人もおられると思います。
特に、子供が災難続きだったなんていう場合は、是非とも行きたいですよね。
そこで、厄除けをしたい場合、子供を連れての厄払いもしてもらえるのか。
その場合の待ち時間やマナーなど、事前に知っておきたい情報をご紹介します!
川崎大師の厄除けは子連れでもいい?
私も、お寺さんで厄除けをしたことがありますが、お子様連れの方もいました。
厄払いに関して、厄年の方だけとかお子様連れは禁止などとは川崎大師でもNGとなっていません。
ご家族で厄払いを受けても問題ありません。
私も自分が本厄の時、主人も同席してもらいました。
ただ、お子様が厄除けの祈願を行っている間、静かに座っていられるならいいです。
しかし、小さいお子様だとそうもいかない場合があると思います。
その場合はやはりどなたかに預けられた方がいいかも知れませんよね。
川崎大師の厄除け祈祷の待ち時間はどれくらい?
川崎大師での厄除け祈祷は、午前の部と午後の部に分かれています。
元日は午前0時~午後6時の間を、おおむね一定時間に区切られています。
元日の祈祷時間を見てみましょう。
元日
午前の部
0:00
2:30
4:00
5:30
7:00
8:30
10:00
11:00
午後の部
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00
6:00
となっています。
ただいずれも祈祷開始時間ですので、余裕を持って30分以上前に行かれた方がいいと思います。
あまり早過ぎると、開始までどうやって時間を潰そうかとなるので、30~40分前位が良いのではと思います。
その他の厄除け祈願(護摩焚き)の時間帯は川崎大師公式サイトのお護摩修行時間で確認してからお出かけくださいね。
川崎大師の厄除け祈祷時のマナーは?
行く場所がお寺さんということもあって、気を付けるべき点、いわゆるマナーが気になりますね。
どんな服装がいいか、どの位包んだ方がいいのかなどですね。
まずは、川崎大師での祈祷申し込み方法から見ていきましょう。
厄除け祈祷の申し込み
1:祈祷申し込み
川崎大師の大本堂に向かって右側に「お護摩受付所」があります。
そこで、申込用紙に必要事項を記入し、申し込み完了。
2:ご案内に沿って、開始時間までに大本堂へ進みます。
3:参拝終了後、「お護摩札」が授与されます。
この「お護摩札」には、札立て(500円)も頒布されています。
希望があれば、お護摩受付所でも購入できます。
これは、お護摩祈祷された時のお気持ちを忘れないように御護摩札立てに立てかけて、家の清浄な場所に置いておくものです。
「祈願料」
これは、お護摩札の種類によって金額が設定されています。
・お護摩=5,000円 7,000円 10,000円
・大護摩=20,000円
・特別大護摩=30,000円以上
それぞれのお護摩札の金額が、祈願料になっているんですね。
「願意・お願いごと」
実に41種類のお願いごとがあって、お護摩札1躰につき1つの願意となります。
願意についてご不明な点は、受付でお尋ねになってみてください。
「服装」
この場合、普段着でもいいのですが、派手にならない程度の色柄を選ぶといいでしょう。
いわゆる自分なりの「きちんとした格好」で行くことが何よりで、こうでなければならないといった決まりはありません。
私が厄払いに行った時は、モノトーンのワンピース、主人はスーツではありませんが、同じくモノトーンのジャケット、ネクタイ、ズボンでした。
一緒にご祈祷を受けられた参拝者の中には、リクルートスーツに身を包んだ男女もいました。
小学生とか中学生の子供と一緒の方だと、子供は学校の制服を着て来てましたよ。
やはり、その時の気持ちが表れるものなのでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
厄除けは子供と一緒だけでなく、ご家族で一緒に受けられる方も多いようです。
一般的なマナーと厄除けの祈願の受け方もあまり変わりません。
是非、御祈願の際には以上の点を踏まえて、行かれてみてくださいね。