皆さんは、卵が冷蔵庫でたくさん余ってしまい、結局使い切れずに、賞味期限切れに!なんて事になった人も多いと思います。
賞味期限と消費期限がある事をご存知の方は多いと思いますが、それぞれどういう意味か知っていますか?
そこでここでは、賞味期限切れの卵はゆで卵にすればいいか?
生卵のままでも使えるのはいつまでなのでしょうか?
また、お菓子作りに利用するかなど、賞味期限切れの卵の使い道をご紹介していきます!
賞味期限切れの卵はゆで卵にしたらいい?
ほとんどの食品に賞味期限と消費期限があります。
「賞味期限」=期限までは美味しくいただける。
「消費期限」=期限までに食べないといけない。
という意味になります。
このように、賞味期限というのはその期限までは美味しくいただけるという意味です。
そもそもこの賞味期限がどのように決められるかというと、卵が生でも食べられる日数や保存温度から算出されています。
しかもその日数よりも、短い日数を期限として表示しています。
その意味は、食品業界では「常に新鮮な食材を提供する」という事を念頭に取り組んでいるからです。
ですので、実際の美味しく食べられる日数より短かい日数を設定すれば、多少過ぎても美味しく食べていただける。
もしくは少なくともその表示期限までには食べていただけるという事を想定して設定されているんです。
期限というと、どうしてもその日を過ぎたらもう食べられない?
と想いがちですが、このような理由で早めの期限を表示してるので、期限を過ぎても、美味しくいただける範囲内という事になりますね。
卵の賞味期限切れは生でも使える?
賞味期限は実際より短い日数を表示してるので期限が切れても、美味しくいただける範囲内なのですが、いくら範囲内とはいえ、やはり期限が切れたら早めに食べる方がいいです。
できれば、しっかり加熱して食べてください。
加熱する事によって、菌を死滅させることができるので、期限が切れたらしっかり加熱処理して食べるようにしましょう。
です。
加熱温度は70℃を1分以上、他の食材と一緒に調理する場合は、75℃を1分以上加熱する方がいいです。
半熟にしたい場合は、やはり賞味期限内の方が安心です。
ゆで卵にしておき、煮豚と一緒に煮たり、大根と一緒に煮たりすると栄養価も高い卵ですし、食卓も華やぎます。
ゆで卵を固ゆでにしておけば、ゆで卵の白身を刻んで黄身は潰して、塩コショウとマヨネーズで和えるとタマゴサラダやタマゴサンドに使うことができますよ。
賞味期限切れの卵は大量消費するお菓子に利用できる!
さて、たくさん余った卵をどうにかして食べきりたいですよね?
オムレツや、だし巻き玉子、かつ丼やおでんの具にするなど方法はあります。
しかし、このメニューだと、1品あたりに使う卵の量は2~3個程度ですよね?
卵って、いろんな料理に使えるので便利だし、お得に10個パックとか12個パックを買っていても、一人暮らしの方だととても使い切れないと思います。
旅行や突然留守にしなければならない場合など大変ですよね。
「とりあえずゆで卵にしとくか」ってなると思うんですが、もっと卵を大量に消費したいなら、お菓子作りに利用するのがおすすめです!
スポンジケーキとか、シフォンケーキ、プリンなども卵をたくさん使います。
ケーキなどは一度に6個以上使う事もあるので、大量消費したい時はお菓子が手っ取り早く消費できます。
プリンは意外と簡単ですよ!
プリンの作り方
鍋に、水と砂糖を入れて茶色になるまで煮詰めてカラメルを作ります。
卵を溶きほぐしておきます。
次にその鍋に牛乳と砂糖を入れ、ゆっくり混ぜながら砂糖を溶かします。
カラメルに熱油を少しずつ入れて溶かし、溶きほぐした卵を入れます。
これは紙コップぐらいの大きさのカップに入れます。
それにアルミで蓋をします。鍋に半分水を入れて沸騰させそのカップを入れて、弱火で10分、蓋をして5分蒸すと完成です。
時間がある時に挑戦してみてくださいね。
まとめ
突然のお出かけや、気付いた時には賞味期限が切れた卵があった!そんな時に大量消費する方法は意外にも多くあるものです。
栄養価も高い卵ですので、腐る前にしっかりと調理して美味しくいただきましょう。