太宰府天満宮の梅の由来と咲く時期!梅ヶ枝餅の意味を知ってお土産に!

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太宰府天満宮は、学問の神様と言われる菅原道真を祭神として祀る天満宮の一つです。

京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社であり、年間約800万人を越える参拝者が訪れます。

その太宰府天満宮には、本殿前の御神木の飛梅と御神酒の梅酒があります。

表参道や裏手にも立ち並ぶ茶屋で販売する名物お土産の「梅ヶ枝餅」が大人気です。

太宰府天満宮の梅の由来と、お土産には必須の梅が枝餅についてご紹介します。

太宰府天満宮の梅の由来とは


菅原道真が藤平時平との政争に敗れ太宰府へ左遷された時に、屋敷内で愛でていた梅の木、桜の木、松の木に別れを惜しみ歌を詠みました。

それぞれに主人が都からいなくなったからといって、春が来たら忘れずに花を咲かしておくれ、春の到来を忘れないようにするのだよというものでした。

伝説では、桜は道真が遠い所へ行ってしまう事を知り、あまりの悲しみのため、みるみるうちに枯れてしまいました。

しかし、梅と松は道真と別れが辛く、二本で空を飛んで追い掛けました。

松は、途中で残念ながら力尽き、兵庫県神戸市須磨区板宿近くに落ち、そこで根を下ろしてしまいました。

残った梅は、その後も飛び続け、主人の左遷された太宰府までついにたどり着きました。

そして1000年を越えた現在でも、その梅は「飛梅」と呼ばれ、天満宮に祀られている道真とともに御神木として花を咲かせ続けています。

太宰府天満宮の梅が咲く時期とは


現在、太宰府天満宮には約200種、約6,000本もの梅の木があり、梅の名所として全国に知られています。

天満宮の梅の開花時期は、オフィシャルホームページのお知らせで確認することができます。

例年、太宰府天満宮の梅の見ごろは1月下旬から3月上旬までが梅の開花時期で、中でも一番先に咲くのは御神木「飛梅」で1月下旬に開花するようです。

その年によって、気温や気候により開花時期がずれます。

1月中旬ころからはホームページのお知らせを確認して、タイミングを図って参拝しましょう。

開花時期にあわせて行くと、芳しい梅の香りを満喫することができますよ。

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太宰府天満宮といえば梅ヶ枝餅その由来


参道に立ち並ぶ茶屋に行くと、太宰府天満宮名物の梅ヶ枝餅が販売されています。

梅ヶ枝餅と梅の字が付いてますが、梅の香りや味はしません

鉄板で焼いた焼餅に梅の刻印を押したものです。

由来は、道真が左遷された太宰府で意気消沈している時に、安楽寺の門前で餅を売っていた老婆が道真に餅を供しました。

それ以来その餅が道真の好物になり、道真の死後も老婆が餅に梅の枝を添えて墓前に供えたのが始まりというものです。

それとは別の由来も囁かれています。

菅原道真が軟禁状態で食事も満足に摂れなかった時のことです。

こっそり老婆が部屋の格子の間から餅を差し入れようとした時に、手では届かなかったので梅の枝の先に刺して差し入れたという由来です。

こちらの説は絵巻にも残っているようです。

どちらの由来話しも道真を偲んでいる話しですね。

太宰府天満宮の基本情報と周辺地図
>>【楽天たびノート】

まとめ

菅原道真には「梅」という言葉が、深く関わりあっているようですね。

当時の菅原道真の情景を思い浮かべながら梅ヶ枝餅を食べると、当時の人の思いやりに触れるような気がしませんか。

梅ヶ枝餅、太宰府天満宮では必須のお土産としておすすめです。

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