縦書きの書き方で小数点や単位の表記は?漢数字のルールも紹介

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論文や作文を書くときには「縦書き」で書くことが多いですよね。

横書きの時とは縦書きだと文章の書き方に違いがあり、いざ書こうとすると小数点や単位をどのように表記して良いのか迷ったことありませんか?

縦書きになると数字の書き方も変化してきます。

ここでは縦書きの際、小数点や単位の表記の仕方、漢数字の表記ルールなどをわかりやすくお教えします。

縦書きの書き方で小数点はどう書く?


横書きでの小数点はピリオド「.」を使用することが多いですが、縦書きでの小数点は中黒「・」を使用します。

これは、算用数字であっても漢数字であっても同じです。

例として「32.5」という文字を縦書きで書くと漢数字の場合「三二・五」という表記になります。

縦書きでの小数点である中黒「・」は文章の全体を見やすくするために、全角ドリよりも二分ドリのほうが良いとされています。

(漢字などのほぼ 正方形の文字の高さと同じ量を全角といい、この大きさに文字や約物を配置することを全角取りといいます)

小数点の書き方にばらつきがあると誤表記だと思われる可能性があるので、縦書きでの小数点は中黒「・」で統一しましょう。

縦書きの単位の表記一覧


小数点の書き方がわかったところで、次は単位の表記が難しいですよね。

ここでは漢数字を使用することを前提に、縦書きの単位の表記をいくつかの例を用いてご紹介します。

長さや重さを表す単位

5cm→五センチメートル

10km→十キロメートル

40kg→四十キログラム

100%→百パーセント

上記のように、縦書きの場合は、カタカナで表記するのが一般的です。

横書きの文章の時は記号を用いるのですが、縦書きの場合は表記の仕方に注意をしましょう。

数字に関する単位

単位語には「万」「億」「兆」を入れることが多いです。例として「65250円」は「六万五千二百五十円」と表記されます。例外として3桁、4桁の数字でゼロ以外の数字を2つ以上含む「1995年」「2400枚」のような単語は「一九九五年」「二四〇〇枚」といったように単位語を入れないこともあります。

縦書きでの単位の表記は、それぞれの意味合いで変わってくるので書き方が難しいです。

一度文章を考えた時に、縦書きで表記するにはどうするのが良いか考えることが必要になってきます。

また、大学での論文などでは表記の仕方が指定されていることも多いので、指定がある場合はそれに従って表記しましょう。


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漢数字の表記のルールを紹介


ここまでで何度か「算用数字」「漢数字」という言葉を使ってきました。

算用数字は「1、2、3、4、5」と表記するアラビア文字のことで、漢数字は「一、二、三、四、五」と漢字を用いた数字のことを指します。

文章縦書きで書く際、数字は全て漢数字を使用するのがルールです。

また「四国」「一石二鳥」などの熟語や固有名詞を縦書きで書く際も漢数字で表記します。

縦書きでの漢数字の表記は統一することが大事です。

これは違うかな?と疑問に思ったら、書き方を見直してみましょう。

まとめ

昔は手紙を書くのも縦書きが一般的でしたが、今では横書きが主流になってきています。

横書きに慣れていると縦書きで文章を書く時に表記の仕方がわからず、なかなかスムーズに作業が進まないこともありますよね。

漢数字の表記の仕方や、単位の表記の仕方をあらかじめ知っておくだけで、文章を書く手助けになります。

文章を考えた時に一度どのように表記すると統一感が出るのかを考えてみてくださいね。

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