生活する上で、何かしらのストレスを感じて過ごすことは多いと思います。
しかし、ある程度の量のストレスは生活のハリになり必要なものです。
ただ、受験の様なイベントは人によっては過度な量のストレスともいえるでしょう。
そんな受験がストレスで涙が出てきて、病気になってしまうのではないかと心配になりますよね。
そんな疑問を解消するようなストレスのチェック方法や発散方法の情報をこちらで紹介させていただきます。
受験ストレスで涙が出るのはなぜ?
受験勉強をしていて、ふと涙が出てしまったりしたことってありますか?
涙は、ストレスフル(今、自分がやっていることは自分のできる範囲をはるかに超えてしまっている)になっているサイン。
涙というかたちで、身体が出すある種のSOSサインの一つともいえるので、見過ごせないポイントの一つです。
日々日々溜めたストレスが一気に爆発して涙に繋がっていることもあります。
その背景には、自律神経系の乱れやうつ病の可能性が考えられます。
もし思い当たる節がある場合は、簡単にストレスの程度やうつ状態の程度をチェックできるサイトがありますので、調べてみてもよいでしょう。
受験のストレスチェックをしてみよう
受験のストレスがどれくらい溜まっているのか?
チェックできるサイトはいくつかありますが、今回はそこから2つピックアップしてみました。
今、自分のストレス具合をチェックして把握しておくのもよいかもしれませんね。
ストレスの程度をチェックできるサイト
ストレス診断チェックテスト学生版
結果では、
①ストレス指数(100点中何点あるのか)
②ストレス・レベル(「かなり低い」というレベル1から「かなり高い」というレベル5まで)
③ストレス対処法が表示されます。
うつ状態の程度をチェックできるサイト
うつ度チェック簡易抑うつ症状尺度
睡眠、食欲/体重、精神運動状態についての項目でそれぞれの設問に答えていくかたちです。
選択項目によって点数が加算されて、合計点が0~27点中何点かで表示されます。
高校受験のストレス解消法
ここでは高校受験のストレスを解消する方法をご紹介します。
解消法といってもタイプ別でたくさん存在します。
今回は①発散型、②休息型、③整理型、④コミュニケーション型の4つのタイプから、その解消方法をいくつか取り上げてみていこうと思います。
①発散型
怒りや不満がたまっているというような時に特におすすめ。
例えば、ライブコンサートに行く、スポーツで汗をかく、カラオケで歌う、叫んでみるなどがあります。
あえて泣ける映画やドラマ、曲に触れることで泣くというのも発散型の方法の一つでしょう。
②休息型
体や心が疲れているというような時に特におすすめ。
例えば、お風呂でのんびりする、昼寝をする、落ち着くカフェや家でお茶でも飲むなどがあります。
③整理型
気持ちが混乱しているというような時に特におすすめ。
例えば、身の回りの整理整頓(引き出しや本棚)をする、自分の気持ちを書いてみる。
スマホの中やパソコンの中のデータを整理するなどがあります。
④コミュニケーション型
さみしさを感じているような時に特におすすめ。
例えば、長電話する、ペットと遊ぶ、家族や友人に愚痴をこぼす、ボランティア等の活動に参加してみるなどがあります。
他にも、生活リズムを見直してみることでストレスをためにくくすることが出来ます。
例えば、休みの日も含め普段から睡眠時間は、平均6~8時間(夜10時から深夜2時までに寝ること)位はとること。
起きる時にはカーテンを開けて必ず日の光を浴びること、偏りのないバランスの良い食事をこころがけること。
一日10分程度は必ず運動(ストレッチやラジオ体操でもよし)をすることは大事なポイントです。
ストレスとうまく付き合いながら、受験ストレスを乗り切ろう!
受験勉強をしていると、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまうなんてことは、誰しも起こってしまうものです。
受験期間を過ぎれば、自然とおさまってくるのが受験ストレスというもの・・・
しかし、自分はどんな気持ちで今いるのか、どのくらいのストレスを溜めているか、どうやって発散すればよいか。
それらを理解しているのとしていないのでは、その受験ストレスをうまく乗り切れるかどうかに大きな差が出てきます。
うまく自分の気持ちを切り替えていくことで、受験ストレスをいっとき発生してしまうレベルのもので済ませられることが多いです。
2週間以上涙が止まらず気持ちも落ち込んでしまうといった、医療機関に受診が必要なうつ病の状態を避けることが出来るともいえるでしょう。