車で移動する旅行やキャンプのテント替わりに、車中泊をする方が増えています。
車中泊の主なメリットは、宿泊費がかからないことと、時間が自由、道の駅や公園など色々な場所で泊まることができることです。
その車中泊で、注目を集めているのがサブバッテリーと電気毛布の組み合わせです。
ちょっと寒くなった夜も、サブバッテリーと暖かい電気毛布で、車中泊を楽しみましょう。
車中泊はサブバッテリーで電気毛布を使おう
一般的にサブバッテリーというと、車に搭載されてエンジンをかける時に使用するメインバッテリー以外のバッテリーのことを言います。
車中泊やキャンプで、エンジンをかけながらメインバッテリーを使用すると、音がうるさくバッテリー自体にも無理がかかるので、車中泊をする方は充電済みのサブバッテリーを用意して、電化製品を繋いで使います。
サブバッテリーを使用する際は、
・充電器・・・バッテリーに充電する。
車を走行中に充電できるものや、家庭用電源でバッテリーに充電するものがあります。
通常の車用のバッテリーと、見た目は似ています。
・バッテリー・・・なるべく容量の多い物を用意しましょう。
ただし、大容量は価格も高くなります。
・インバーター・・・バッテリーの直流(DC)を交流(AC)に変換して、電化製品を使用できるようにします。
矩形波タイプ(照明、電子レンジ、パソコンなど)と正弦波(ほとんどの電化製品が使える)があります。
電気毛布、調光器、電気ポット、精密機器は正弦波タイプでしか使用できないので注意しましょう。
この他にポータブル電源というサブバッテリーがあり、家庭用電源などで充電すると、通常の家庭用コンセントやUSB充電などがそのまま使用できます。
使いやすさ、軽量、使える電源コンセント、デザインなどが優れ、1~2泊の車中泊ならポータブル電源の方がおすすめです。
この場合も、ポータブル電源は正弦波タイプを使用するようにしましょう。
おすすめのポータブルバッテリーはこちら
>>非常時にも使えるポータブルバッテリー
usb電気毛布で車中泊する場合の消費電力と効果
電気毛布の中には、USBポートを使用できる電気ブランケットなどがあります。
例えばサイズが85cm×60cmで、消費電力は2.5~5.0kw、製品温度は約40度というブランケットもあります。
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500whの容量のポータブル電源の場合は、最高温度(5kw)で使用(放電ロスを約70%として)すると、500wh÷5wh×0.7=70hとなり、ブランケットを70時間使用できます。
ただし極寒の場合には、膝と肩に2枚使用するとか、寝袋とセットで使用した方が良いと思います。
車中泊に電気毛布をおすすめする理由
おすすめする電気毛布の主なメリットは、次の通りです。
・購入価格が安く、車中泊以外の日常でも使用できます。
・コンパクトで軽く、運びやすいです。
・消費電力が最高でも約50Wなので、他の電化製品と共用できます。
・温める温度の調節ができます。
・一酸化炭素などの危険がまったくありません。
まとめ
現在の車中泊では、ポータブル電源と電気毛布の組み合わせが注目を集め、利用している方が多くなってきました。
寒い夜の車中泊も、暖かく過ごしましょう。