七五三とは子どもの成長を祝うための大切な行事です。
男の子は3歳、5歳。女の子は3歳、7歳の11月15日に晴れ着姿で氏神様などに今までの成長への感謝と、これからの成長の祈願をするため参拝します。
そのような七五三のときに着る女の子の着物は、レンタルするか購入するか迷いますよね。
レンタルしようか、購入しようか迷っている方に、七五三の晴れ着の着物ついて紹介します。
七五三の3歳の着物をレンタルするとどれくらいかかる?
子どもの成長は早いから、3歳のときに着たものを次に着ることができるのか・・・
結論から言うと、ほとんどの場合が無理だと思います。
レンタルの利点は、購入よりも費用が安いこと。
使用後の保管や管理の心配がないこと。
着付けがセットになっていることが多いので、親が着付けができなくても安心ということがあります。
レンタルの欠点は汚さないように気を使うこと。
子どもの体調不良や天気によって日時を変更することができないことです。
七五三の3歳の着物をレンタルするとかかる費用は、ピンからキリまでさまざまです。
安いと3000円代からレンタルできますし、良い物ですと3万前後かかるところもあります。
レンタルするお店、着物の種類によっても費用がとっても左右されますね。
七五三の3歳の着物を購入するならフルセットで何が必要?
七五三の着物を、レンタルではなく、購入する場合は自分で全て用意しなくてはいけません。
着物はもちろん、被布(ひふ)が必要です。
3歳の子に帯付きの着物は苦しくて大変です。
なので被布という着物の上に羽織る上着が必要になります。
そして祝い着。
被布の下に着る着物の部分のことです。
そして祝い着の下に着て、汚れがつくのを防ぐ、この衿元に「半衿(はんえり)」を縫い付けます。
そして草履(ぞうり)。
木履もありますが3歳の子には履きやすい草履がおすすめです。
そして祝い着を固定するために被布の下で結ぶための帯。
「志古貴(しごき)」や「兵児帯(へこおび)」といいます。
これらをすべて揃えるとなると、やはりレンタルよりは費用がぐんとあがりますね。
七五三の着物は3歳と7歳で兼用できる?同じになる?
七五三の着物は、3歳のときに着る着物と7歳で着る着物とでは作りが違います。
3歳頃はまだ幼児用の着物として、お腹周りの締め付けがゆったりしていて着やすいもの。
7歳の着物は大人と同じ帯をつけ始めるんです。
3歳と7歳で同じものが着られるなら、購入してしまいたいですが・・・
子どもの成長は、はやいですし作りが違うとのことなので、別で用意したほうが良いでしょう。
まとめ
七五三は人生で2回しかないもので特に一人目の子どもだと新しい着物を用意してあげたいと思うものですよね。
兄弟や姉妹をたくさんつくる予定なら購入しても今後使えるのでいいですね。
一人っ子の予定、性別が違う兄弟などでしたらレンタルをしたほうが費用も安く、手入れや保存も楽かもしれないですね。
ハレの日である七五三をレンタルであれ、購入であれ素敵な着物を着させてあげて良い思い出になりますように。