甘酒の起源は古く、大昔から日本伝統の飲み物として愛飲されています。
その甘酒は、多くのアミノ酸やブドウ糖が含まれていることから、「飲む点滴」とも呼ばれています。
また、ダイエットにも効果があると言われています。
甘酒には、酒粕で作る甘酒と、米麹のみで作る甘酒がありますが、それぞれの甘酒を簡単レシピで、自宅で作ってみましょう。
甘酒を手作りする簡単レシピとは?
甘酒については、よくブログなどでさまざまな事が伝えられているため誤解があるようですので、お伝えしておきます。
甘酒は飲む点滴と言われていますが、点滴とは、血管に管を入れて固定し、薬剤の入った袋を高い位置にぶら下げて、薬剤を上から下へ少しずつ血管に投与する「方法」のことを言います。
投与する薬剤は、薬剤投与もありますが予備的なもので、一般的な点滴剤の内容は、水分にナトリウムなどが入っている物が多く、水分補給が主な目的です。
甘酒と点滴剤は栄養の内容が似ていますが、一般の点滴剤は栄養豊富なわけではありません。
水分とナトリウムがほとんどなので、甘酒の栄養に過度な期待はしないほうが良いでしょう。
また、甘酒だけでダイエット効果はあると思うのも、過度な期待だと言えますよ。
ちなみにダイエットは食事制限のことですが、健康的に痩せることを考えるのであれば、ダイエットに運動を加えたシェイプアップが、一般的に効果があると言われています。
これらのことを理解したうえで、主に水分補給を目的として、甘酒を飲むのは良いことだと思います。
少なくてもジュースやサイダー、アルコールを飲むよりは、明らかに数段健康的だということです。
甘酒は主に、米麹と米や酒粕を原料として作るのが、一般的です。
現在はネットの料理サイトを参考として、簡単なレシピを知ることができます。
では、簡単に美味しい甘酒を作る方法がありますので、紹介します。
甘酒簡単レシピ酒粕だけで作る方法
酒粕で作る甘酒
材料:酒粕100g・水500CC・砂糖大さじ3杯・塩ひとつまみ
作り方:
①鍋に酒粕と水を入れたまま12時間から24時間放置しますが、途中2時間位経ったら軽くかき混ぜます。
その後も時々かき混ぜて、ほろほろと崩れたままにしておきます。
②放置した時間が経過したら、加熱して砂糖や塩を加えます。これで出来上がりです。
飲む直前にお好みで生姜の絞り汁を入れても美味しいですよ。
甘酒レシピ麹だけで炊飯器で作る方法
こちらは、簡単に炊飯器を利用して作ることができるのでおすすめです。
米麹だけで作る甘酒
材料:米麹250g・水250g
作り方:
①炊飯器の中に米麹と水を混ぜて入れます。
②蓋を開けた状態で、湿った布巾を被せて、蓋を半開きに閉めて、保温ボタンを押します。
③4時間経過したら、麹を均一にかき混ぜます。
④さらに4時間保温すると出来上がりです。
冬はホットで、夏は冷やして飲める万能な栄養補給として積極的に飲用して身体を喜ばせてあげたいですね。
米麹や酒粕だけで作る甘酒の造り方のまとめ
甘酒は酒粕でも麹でも、少し方法は違いますが、比較的簡単にできます。
あとは実際に作ってみて、飲んでみてのお好みじゃないでしょうか?
私自身は甘酒が大好きで、よく家庭で飲んでいます。あのトロトロした食感が良いですね。
あくまでも、栄養やダイエットに過剰な期待を持たず、美味しい飲料水の一つとして楽しみましょう。