もう年越しそばは食べない!そば以外のうどんや代用で年は越せる!?

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一年の終わりとなる12月31日の大晦日になると、日本では年越しそばを食べるのが、風習や伝統だと言われています。

そして、日本人の約5割の人が、大みそかに年越しそばを食べるようです。

でも世の中、そば好きばかりじゃありませんよね。そばアレルギーや嫌いな人も当然います。

伝統や風習だということで、誰もが、我慢して食べなければいけないものでしょうか?

なぜ年越しそばを食べるのか?そば以外の食べ物じゃだめなのか?について、お答えします。

年越しそばを食べないと縁起が悪い?

年越しそばが日本に定着したのは、江戸時代頃からと言われていますので、特別古い風習や文化ではありません。

そばが縁起物と言われる理由は、諸説あります。

・そばは麺類の中でも切れやすいので、「一年間の苦労や災厄を断ち切る」
・そばは細く長いので、長寿・延命に結びつく
・金銀細工師が金箔を延ばすときに、そば粉を使用したので、金に絡む縁起物である
・そばは風雨にさらされても、晴れたときに日光を浴びると元気になるので、健康になるとの縁起をかついだ
・そばを食べると脚気(ビタミンB1欠乏症:多発神経炎、むくみ、心不全)にならない

他にも、江戸時代に、江戸患い(脚気)が流行した時の俗説が広がった・・・結果的にそばだけで脚気は治りません。

ビタミンを含む栄養不足が原因なので、その後も大正12年頃まで患者は増え、患者数が大幅に減ったのは1950年代だと言われています。

ほとんどが、縁起話なので、そばを食べないから縁起が悪いという根拠にはなりません。

年越しそばと年明けうどんその理由は?


年越しそばは、大みそかに1年間の締めとして、新しい年を迎える前に食べるので、年越しそばと言います。

年明けうどんは、讃岐うどんの活性化や消費拡大のために、香川県の地元麺業界が中心として提唱しているイベントです。

年越しそばのように、風習や伝統がある訳ではありません。

年があけてから、うどんを食べることで太く長くという意味合いを込めて年明けうどんと称しています。

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年越しをそば以外でおすすめの縁起物は?


大晦日に年越しそばを食べるか食べないかという調査が実施されています。

2017年の11,134名に対するアンケート(参照:MyVoiceモニター20代6%・30代14%・40代28%・50代以上52%)では、年越しそばを用意したのは、約5割でした。

過去の調査と比較すると、年々比率は減少しているようです。

現代では、そばだけではなく、細く長くで言えば、同じ麺類のうどんやパスタ、ラーメンでも縁起物として食べている人も増えています。

地方によっては、そばを食べずにおせち料理(縁起物)を、大みそかに食べる習慣のところもあります。

また、人が多く集まる場所では、焼き肉やお寿司、すき焼きなどで和気あいあいと歓談しながら年を越すのも良いでしょう。

笑う門には福来るともいいますしね。

ちなみに海外で、どのようなものがお正月に食べられているかというと・・・

・アメリカ・・・ホッピンジョン(黒目豆とベーコンのご飯:福を招く)

・イギリス・・・ビュフェ形式のパーティ

・ドイツ・・・大きなパン

・イタリア・・・ザンポーネ、コテキーノ

・フランス・・・ガレット・デ・ロワ(王様のお菓子)を食べるそうです。

年越しそばを食べないでそば以外の年明けうどんや代用品のまとめ

日本で年越しそばは、縁起物で習慣や伝統ではありますが、食べなかったら不幸が訪れるとか、そばさえ食べていると健康になる訳でもありません。

またそばを食べるのを否定する訳でもありません。

そば以外にも、選択肢はあると言うことです。

年越しの時は、そばにこだわらず、一年の年越しの夜に家族や仲間が揃って、無事だったことを祝いましょう。

そして語りながら同じ食べ物を味わうこと自体が大切なのではないでしょうか。

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